俄か修理やさん?
ある日の午後 「所長っ!」「ハイ、何でしょ?」「乾燥機から音がするんですけど?」
「どれどれ? あっ、ホントだ。」「確かに音はするけど小っちゃくて一過性かも。で暫く様子みててもっと大きい音になるようなら教えてね。」・・・・何日か経過・・・「所長っ!乾燥機の音が段々大きくなるんですけどぉっー。」お家が庭師さんでご主人のてこ役が一級品の※Sさんの鋭い視線。
「私は構わないんですけど、動かないと壱番館の皆さんの洗濯が・・・!」正論に
(-"=;A...)アセ汗「仰る通り。至急手当します。」
「う~ん、どうしたら良いかなア~?」
簡単ですね。修理やさんを呼べば良いだけ!な~~んですが実はこれが昨年合計3回目で前回に至っては比較的簡単な修理の請求が一万数千円。
前ゝ回はどこかの部品が消耗して二台分で三万。今度依頼すれば新品が買えるお値段
当たり前ですね。ほぼ一日中回してて一般家庭の三倍は稼働ですから三倍速く消耗するのは。
しかし簡単な事では呼べない!診てだめなら新品交換を・・・・ダメもとで修理?を決意 ・・・・\( ̄⌒ ̄#)/むぅーん (でました、やるときゃやるよ所長)
モノはこれです まずは裏蓋からのチェック
Vベルト、ぶーりー等と裏蓋との干渉はどうやらなさそう?!・・・・でぇっ音源をたどってみみを澄ますと・・どうやら正面右側面下部から金属を引っ掻くような音・・
うぅ~ん、ただの干渉程度じゃないな。すると故障確率が高い?って事で右下部に点検口が・・。開けて覗いてみると何やら黒い切粉が底板一面に、と音の発生もそこから?。
あ゛あ゛ーっ!ここから?ここだべっ?!
モーターの側でテンショナー?ガバナー?ベルトガイド?スタビライザー?(←知らない名前全部言ってます。(- -;))
名前は分かりませんが白い部分の軸が外周の黒い部分を削って切粉を出し、中心部の金具とシャフトがこすれての異音発生と診断。底板の汚れを清掃して消耗部品を外し取り敢えず閉じる。
さぁ~てと。部品を特定、仮診断もすんだが部品を調達できるかしらん?
素人には売れないという卸元も多いので、徒労に終わるのを半ば覚悟しつつ大手の電気量販店へ恐る恐る申込み。
すると「素人さんには販売してくれない可能性が。素人さんが組み立てられないと修理代が高くつきます。故障原因が違ったから引き取れはできません。」と散々ご忠告頂きました(≒ソフトな脅し=親切)
がパースを元に品番と現物、付いていた場所の写真を持参が功を奏してか「分かりました。調べて発注してみます。」の有りがたいお言葉。
約一週間後に届いたのが下の新旧部品
対比で一目霊山いやいや瞭然。で上左の新部品を逆順で取付完了。音は不思議とピタリとやみました。部品代1500円の修理完了。かなり浮きましたね(今後異常がなければです。ネジの余りは有りませんでしたが・・・)
部品を眺めている内ある事に気が付きました。白い糸巻状の部品中央が和太鼓様に膨らんでいるのです。やや考えての結論はドラムを回すベルトが溝も切っていないのに太い部分を正確に回っている・・・細、太部分の外周差が中央の太い部分を回るよう設計されていて、当たり前ですが世の中には頭の切れる人がいるもんだと感心!
掲載・ブログの更新が前後しますがこの修理がOKだったので新年のすき焼き?生姜焼き?のお高い、柔らかい肉代に代わりました。
President様・・・正月食材お高い肉代は家電の修理代と交換でスのでご容赦願います。 m(_ _)m
上記※印のSさんですが修理・作業のてこ振りは素晴らしく素敵なスタッフの1人です。ご尊顔はお写真勘弁という事なので・・・・
m(_ _)m